リフォーム日記

リフォーム経験者としてリフォームの疑問や分からない事、知りたいこと。詳しく書いていきます。また簡単にDIY出来る用にプロ目線で解説もしていきたいと思います(^.^)

脱衣所の嫌な水はね!!完璧に解決できる方法!!

洗面所の水はね防止リフォーム

 

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洗面所の水はねの悩み

洗面所で歯磨きや洗顔、シャンプー、お掃除などで意外と水はねするんだなと感じていらっしゃる方多いのではないでしょうか?洗面所は使用頻度が多い場所でもあり、掃除をする奥様は、水はねしないように気を付けて使用したり、毎回水はねを拭いたりしていても、ご主人様やお子様は水はねを気にせずジャブジャブ使用。。。という光景はどこのお家も一緒だと思います。

 

我が家でも洗面台と接する壁面クロス部分の汚れ防止のため、ビニールを取り付けてみましたが、見栄えが悪い。貼ってはがせるクロスを部分的に貼ってみようかと考えてみましたが、コンセントがあるのでキレイに貼ることができるか、またはがした時に元々のクロスが変になっていないかなどを考えると実行に移せないでいます。

 

洗面台と接する壁面に水はねした水分が染み込む、もしくは下に溜まったりするとカビの原因になります。クロスを貼りつけるノリは水に弱いため、クロス剥がれの原因にもなります。

 

洗面所の水はねの解決策

 

洗面所の水はねの解決策して人気の高い方法をご紹介します。

 

パネルを張る

 

洗面台の横の壁にパネルを張ります。もちろん水に濡れても大丈夫な材質です。パネルの厚さは約3ミリほどです。大きさは縦が2M40cm、横が93cmあります。一般的な洗面台は奥行きが60cmもないぐらいなので洗面台の横に張っても十分水はね箇所はガード出来ます。色や柄も大変多く、壁のクロスや床のクッションフロアーなどとデザインを合わせる事が可能です。

 

また表面が鏡面のようにツルツルしてるので後から吸盤式のタオルかけを追加する時など女性の方も手軽に設置できます。特殊な工具や業者に依頼して設置依頼の必要がありません。取り外すときも穴をあけないので簡単に外せます。お風呂の残り湯を使用し、洗濯される方は洗濯機まわりにもパネルを貼ることをお勧めしています。

 

洗濯機後ろは掃除がしにくい部分でもあり、クロスが汚れやすいところでもあります。パネルにすることで、汚れてもサッと拭くだけできれいになります。トイレの手拭タオルを掛ける面だけをパネルにされる方もいらっしゃいます。

 

洗面所にパネルを張る事のメリット

 

洗面所の水はね防止に張るパネルは様々なメリット、特徴があります。

 

1.多彩なバリエーション

 単色、木目、石目と様々なバリエーションが133柄

2.熱や湿気に強い

 沸騰水がかかっても変色しません

3.衛生的で安心 抗菌

 湿気の多い洗面所も菌の増殖を抑える

4.お手入れ簡単

 表面は汚れが付きにくくお手入れもサッとひと拭き

5.丈夫で衝撃に強い

 硬度 強度に優れたパネル

6.硬くてキズに強い

 表面層はキズに強い壁面化粧材です

 

パネルを張る工事

 

洗面所の壁や洗面台の横の壁にパネルを張る工事はとても簡単です。皆さんは工事と聞くと大変なイメージがあると思いますが。

 

大変なイメージの理由

 

荷物の移動がまず第一に皆さんあげられます。「アレもコレも移動しないといけない。」荷物移動は当社がします。意外と早く荷物移動はできます。5分ぐらいです。荷物を一旦置く場所だけ指定してもらえれば。

 

工事の方法

 

洗面台の横の壁と洗濯機周りにパネルを張る工事を想定してご説明します。

まず荷物移動です。指定して頂いた場所に荷物を移動します。

 

玄関から脱衣所までの間の床をブルーシートで養生します。傷やほこりで床が汚れないようにします。

洗面台を外します。洗濯機を移動します。置く場所がなければ洗面台から外して作業を進めます。

パネルを張る箇所のクロスをめくります。クロスをめくる理由は後程ご説明します。

 

水はね防止パネル

 

パネルを張る場所にあわせて大きさを切ります。作業スペースが有れば電動工具で切りますがスペースのない場合は廊下などでのこぎりで切ります。切った箇所にペーパーを当てます。ペーパーで切り口を滑らかにします。このひと手間がこの後の作業の仕上がりに大きく影響します。

 

パネルを張る側の壁に「専用両面テープ」を張りさらに「専用ボンド」を塗ります。この時にクロスがめくれてないと専テープやボンドがしっかりと密着しないので必ずクロスをめくります。テープで動かないようにしておいてその間にボンドで固めてしまうイメージです。

 

水はね防止パネル

 

そしてパネルを張ります。しっかり密着するように張ります。この時にテープの張る箇所や張る間隔、ボンドの量などが少なかったりすると浮いてきたりします。

 

パネルを張った後にパネルと壁、天井の境目に防水ボンドを塗ります。この時に先ほどご説明したペーパーで切り口を滑らかにする作業が活かされます。切り口がザラザラだったら防水ボンドの接着が不十分になり後日隙間が空いたりします。パネルの切り口をきれいにしていれば防水ボンドもきれいに密着し滑らかに添付できます。

 

先ほど外した洗面台や移動した洗濯機、荷物をもとに戻します洗面台は水もれが無いように十分注意してもとに戻します。作業時間は洗面所の壁にパネルを2枚張る作業でしたら3時間ほどで完了します。(午前中)

 

洗面所水はね防止

 

パネルと洗面台の隙間を防水処理

 

洗面所に水はね防止用のパネルを貼っただけでは完全に水はねの防止は出来ていません。この写真のように洗面台とパネルの間に1㎝ほどの隙間が出来ます。この隙間は施工上、必要なスペースです。

この隙間から水が床に垂れてしまい床が腐る原因です。

 

水はね防止パネル

 

この隙間を防水のコーキング材で埋めていきます。回りにコーキングがはみ出さない様にマスキングテープで養生します。このマスキングテープが綺麗に貼れてないとコーキング材がはみ出たり、太さが変わったりと仕上がりに影響します。

 

水はねパネル

 

下準備を完璧にすませてコーキング材で埋めていきます。コーキング材も表面が綺麗になめれに隙間が埋めれるかが防水処理に大きな影響を与えます。

 

防水パネル

 

洗面台の角の複雑な形も隙間が無いようにコーキング材を埋めていきます。

 

防水パネル

 

ここまでしっかりと隙間をコーキング材で埋めておけば隙間から水が垂れて床が腐食することはないです。また水を直接当てても問題ないです。

 

防水パネル

 

防水パネル

 

 

使用商品

 

洗面所の水はね防止に使うパネルは「アイカ工業のセラール」です。枚数売りしていますので1枚からでも施工可能です。

専用テープ専用ボンド。

 

商品 工事金額

 

アイカ工業  セラール(キッチンパネル)1枚   定価19800円 今回2枚使用 24000円 

アイカ工業  セラール張り専用テープ  5巻き  定価5500円             3200円

アイカ工業  セラール張り専用ボンド  1本     定価1100円今回3本使用     2400円

アイカ工業  セラール張り専用ボンド 防水ボンド  定価1250円              1250円 

工事費用   セラール張り 荷物移動 養生    一式            32000円 

                           

 小計   62800円

                      税込み合計    67824円

さらに詳しく「洗面所の水はね防止リフォーム」に紹介してます。